妊娠中の母親が蚊に刺され胎児がチクングニヤ熱に感染::キャプログタイ保健省は、妊娠中の母親が蚊に刺されたことにより、タイの南部トラン県で２人の胎児が、チクングニヤ熱に感染していたことが確認されたこと受け、妊娠中の女性に対し、注意を呼び掛けました。 タイの英字紙ネーションが伝えています。 感染予防局のソムチャイ局長は、２人の胎児について、安全な状態であることを発表すると共に、妊娠中の女性に対し、防虫剤を使用するなどして、縞模様のヤブ蚊から身を守るべきだと話しました。 ソムチャイ局長によると、母親が感染した場合、５０％の確率で、胎児が感染するそうで、「妊娠中の女性がチクングニヤ熱に感染した場合には、直ちに医師の診療を受けるべきだ」と話しています。 チクングニヤ熱は、デング熱に似ていますが、人によっては慢性的な関節痛を引き起こすことが特徴です。死にいたるケースは稀ですが、生活に深刻な影響を及ぼす病気です。
