タイの政治的混乱の影響で多くの家庭が所得減少に苦しむ中、学校の新学期の始業を迎えるこの時期、児童の保護者らの多くが、家計の負担に頭を悩ませています。タイの英字紙ネーションが伝えています。 保護者らが、児童らの制服を買い与えることさえ、大きな負担となっています。 ジッタイヤット家には、中学1年生と幼稚園児の2人の子供がいます。シャツとズボンを買い揃えただけで、既に1000バーツの出費になりました。去年よりも価格は上がっているといいます。しかし、「子供が進級するしたがって、避けられない出費」であるため、支払わざるを得ません。 また、デモ会場の近隣で衣料店を営むチョナノックさんは、息子の進学により合わせて5000バーツの出費があったといいます。昨年と比べて、1000バーツ近くの負担増だそうです。 チョナノックさんは、「混乱によって一時閉店に追い込まれる事態にも遭遇し、顧客も来ないため収入は明らか