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仕事とはに関するcartoon8234のブックマーク (2)

  • 家が火事に…(後) - 春野原日記

    消防のサイレンが近くまで来ると、近所の方達が駆けつけてきました。 風下のお宅は、離れていても焦げ臭い匂いが風に乗って、 いち早く気付いてやってきました。 「あんた、どうしちゃったのよ!?」「わかりません、突然屋根から煙が出始めて」 私は、泣きじゃくりながら答えました。 瓦の間から炎が出ているのを、どうすることもできず泣きながら見上げ、 もうおしまいだと思わずにはいられませんでした。 肩をギュッと抱いてくれる人、一緒に涙ぐんでくれる人、泣いても仕方ないのだから 泣くな!と叱る人、みな、近所の方々がそれぞれに私を励まし、慰めてくれました。 消防車や救急車パトカーが続々と到着し、それと同時に、 近所で見かけない人たちも集まってきました。 最初に到着した消防団のおじさんが、泣きじゃくる私を抱えて、 「大丈夫ですよ、ちゃんと消してあげるからね」とおっしゃり、私はただ、 「お願いします、お願いします」

    家が火事に…(後) - 春野原日記
  • 大阪大学大学院 幹細胞病理学/病因解析学|なかのとおるのつぶやき

    父親が35歳で亡くなっているので、若い頃から、なんとなく35歳で死ぬのではないかという思いにとりつかれていた。あほなことを、と思われるかもしれないけれど、井上ひさしも中井貴一も同じように思っていたようだから、父親に早死にされた息子の宿命のようなものかもしれない。この3月で55歳になったので、早くも余生生活20年、とえないこともない。そうすると、まことに楽しく有意義な余生で、ありがたいことである。 ちょうど20年前、35歳を迎えたころ、研究生活は最悪。庶佑先生ひきいられる京都大学医化学第一教室に雇っていただいたものの、まる一年半、成果らしいものはあげられず。私のことを個人的に知っている人には信じられないだろうけれど、ほとんど状態であった。大阪から京都へ通っていたが、往復の京阪特急の中でも、頭の中は研究のことでいっぱい。土日はおろか、お正月も祖父の葬式の日も、データはでないのに研究室へ行っ

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