2021年11月02日 「裁判所の電気」使用禁止処分(6):一応の決着 本日、横浜地方裁判所第3刑事部で臨時の三者協議が行われました。景山太郎裁判長と二人の陪席裁判官、弁護側からは私、そして検察官1名が参加しました。 会議の冒頭、裁判長は「弁護人の訴訟活動にパソコンの使用が不可欠であること、そのために法廷電源の使用が必要であることについて配慮が足りず、一律禁止したことについて率直に反省します。申し訳なかったと思います」と述べました。そのうえで、三者間において以下の事項が確認されました。 1 裁判長は、弁護人による法廷電源使用禁止処分を撤回する。 2 裁判所は、今後、当事者から法廷電源を使用したいとの申し出がある場合は、特段の事情がない限り、制限しない。 3 以上を確認した上で、弁護人は裁判長の法廷電源使用禁止処分に対する異議を取り下げる。 「刑事裁判」カテゴリの最新記事