近ごろ「地産地消」という言葉を耳にしませんか?地元で生産されたものを、地元で消費するという意味で、主に農産物や海産物など食べ物に使われることが多いと思います。 福島県喜多方市にある老舗の酒造メーカーの9代目会長は、地元産の原料だけではなく、「地元産の電力」にまでこだわった酒造りを行っています。 “究極の地産地消”を目指す理由とはどこにあるのでしょうか? (「Ethical Every Day」 NHKエンタープライズ ディレクター 小藤理絵) メイドイン会津 こだわりの酒造り 訪れたのは福島県の西部、会津盆地にある喜多方市です。近くには2000メートルを超す山が連なる飯豊連峰がそびえます。 ここで、口当たりの柔らかい飯豊連峰からの湧き水と、自分たちで育てた米を使って酒造りを行っているのが、江戸時代から続く老舗の酒蔵です。地元の原料にこだわって酒造りをする理由を9代目の佐藤彌右衛門(やうえも
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