9世紀の北欧(現在で言うデンマーク)の、スノルデレフ石に描かれた卐の絵。「Snoldelev Stone」も参照。 卐はヒンドゥー教におけるシンボルでもある。 鉤十字(かぎじゅうじ、英語: swastika、スヴァスティカ、スワスティカ)またはまんじの図案は、古代よりヒンドゥー教や仏教、また西洋でも幸運の印として使用されており、キリスト教では十字の図案の1種でもあり、日本では家紋や寺を示す地図記号などで「卍」(左まんじ)が多く使われている。また逆向きの図案(卐[1])は逆鉤十字、逆まんじ、右まんじとも呼ばれている。 しかし20世紀以降にドイツで民族主義運動のシンボルとされ、1920年にナチスが党のシンボルに、1935年にはドイツ国旗に採用した影響により、ナチズムやネオナチのシンボルとも見なされる事が多い。 卐の描かれたエアハルト旅団のヘルメット ナチスがこのシンボルを採用した経緯は、ドイツ