Technique07 描画の基本 06 パスとシェイプ Photoshopはビットマップ画像の加工を行うアプリケーションだが、「パス」や「シェイプ」の機能を使うと、Illustratorのようにベジェ曲線を使っての描画や、画像加工の作業を行うことも可能だ。パスを描く操作はIllustratorと基本的には同じなので、Illustratorを使ったことがあるユーザなら問題なく操作できるだろう。 Photoshopの「パス」は特殊な機能で、パスを描いただけでは画像は何も変化しない。しかし、一度作成したパスを利用して選択範囲を作成したり、塗りつぶしたりすることで、さまざまな用途に活用することができる。パスを使う最大の目的は、ベジェ曲線特有の滑らかな曲線を活用する点にある。例えば選択範囲を作成する場合を考えてみよう。選択ツールやクイックマスクでは滑らかな曲線を選択するのは難しい。しかし、ベジェ曲