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ポエティックに関するcattymanのブックマーク (1)

  • 神の住まう山 - 春巻たべた

    ようやく原付が修理から戻って来たので、早速闇の中を走り回って来た。街の宵闇は僕に優しい。ネオンと街灯と窓の明かりに彩られた薄闇は、僕をどこか安心させる。昼間の街を埋め尽くし耳障りな声で僕を辟易させる有象無象も、今はそれぞれの家で眠りに就いている。人の姿の消えた、オレンジ色の街灯に照らされた道を、49ccのエキゾーストを撒き散らしながら疾駆する。街の外へ、山へ向かう。大きな川を渡り、釣り人相手の集落を抜け、小さな川を渡って、山道を駆け上がる。 山は神の領土だ。人は平地に寄り添って暮らすものだ。山道は神から借り享けたものにすぎない。交易の便のために、神の領土を切り開き、懐を通行することを許されている過ぎない。我々の祖先が闇を恐れて街を照らすのに飽き足らず、山道すら街灯で埋め尽くしたのを、そして祖先の打ち立てた街灯に守られて育った僕らが、灯りの無い夜闇を知らない人間たちが、我が物顔で山道を闊歩す

    cattyman
    cattyman 2008/09/21
    この生き物は暗いところがだいすきです
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