恋をするとクッキーを焼く癖があると気付いたのは大人になってからでした。昔の私はいつも叶わない恋ばかりしていた。叶わないとわかっていても、ひとを好きになる気持ちは私の心を優しくしてくれた。 クラスの皆に焼いていったクッキー。見た目はみな同じだけれど、キミのクッキーだけは特別だった。私が焼くアイスボックスクッキーの中には、キミに気付かれない「大好き」な気持ちが入っていた。こんなふうに。 告白*1君に伝えたいことがある 胸に抱えたこの想いをうまく言葉にできないけど どうか聞いて欲しい <材料>(プレーン生地)薄力粉 220g(ふるっておきます)バター 160g(室温に戻しておきます)さとう 100g(グラニュー糖を使いました)卵黄 2個 (室温に戻しておきます)(ココア生地)薄力粉 200gココア 20gさとうと卵黄はプレーン生地と同じ分量でプレーンとココア同時進行で作っていきます。