知事就任直後から、ティーチインに際しても、自分が小ばかにされたように錯覚し、どなり散らし始めたのは、それまで中央から出向の「お客さん」部長、課長でしかなかったものが、本物の知事になりますから、当然まともなレクが入ります。 その機微が分からず、何も知らない自分を「馬鹿にされた」というコンプレックスの裏返し。 それまで常に、どこかに書いてある正解を丸写しして、お上手お上手と持ち上げられてきた幼稚な殿様気質のキャパシティを超え、対応不能で感情を爆発させるパターンを癖にしてしまったことが分かります。 つまり、「東大入試合格」を目指すガリ勉、その延長で公務員試験を突破する丸暗記と、その後19年間の役所生活で、三重1年、佐渡+宮城+大阪が3+3+3=9年、つまり、過半の10年が地方出向。 もしかして、そこで続けてきた「上澄み役所生活」で「殿様気分」が素になってしまったのかもしれません。 翻って、霞が関