「髪が生えたと喜ぶ男性」と言っても育毛剤の話ではない。パーントゥの話。写真で見るインパクトがすごい。キャプションが「頭に泥を塗られ『髪が生えた』と喜ぶ男性」とある写真の男性は、はにかんで喜んでいる表情が見える。 「泥を塗られる親子連れ」、嫌がる子どもに泥を塗っている、と思いきや泥を塗られている子どもがパーントゥの絵本らしきものを持っているところを見ると、意外と体験できた喜びをかみしめている瞬間なのかもしれない。 「建築中の建物の中で一休みするパーントゥ」、これは文章より写真のインパクトが大! 「一休み」とあるからのどかな瞬間かなと思いきや、あぐらをかいて座るパーントゥの前にいるのは顔に泥を塗られ、片膝をついている男性。戦った末に自分の力のなさを認めた敗軍の将のような悲壮感も感じる。 「縁起のいい亀と一緒に泥を塗られる女性」、パーントゥという説明をしなかったら、この文章だけでは意味が分からず