こんにちは、石井です。 今回は風景写真、とりわけ「ニューカラー 」と呼ばれる表現を取り上げてみようと思います。 カラー写真の技術は1940年代にほぼ実用化され報道や広告で積極的に使用されていましたが、アート表現としてのカラー写真が登場するのはしばらく後のこと。1960年代から1970年代、色調の安定性などの問題が解決されると、カラー写真を取り入れた新しい世代の写真家たちが次々と登場します。彼らの試みた独特の美しい発色のカラー写真表現は「ニューカラー」と呼ばれるようになりました。 そんなニューカラー派を代表する写真家、ウィリアム・エグルストン、スティーブン・ショア、ジョエル・マイロウィッツのほか、あらたな風景写真の表現を試みた2名の作品集をご紹介します。
![古書店員がおすすめするアート写真集:ニューカラー派の写真家たち | nostos books ノストスブックス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1e21fc8946b594d5bb63e5637f42872405e7db3e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnostos.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F03%2Fcolor_000.jpg)