米Amazon、米Googleに続き、米Appleも自社の音声アシスタント(Siri)とユーザーの会話を請負業者である人間の担当者に聞かせていることが、英Guardianの7月26日付の記事で明らかになっていた。Guardianは8月2日、Appleが世界で行っているこの作業を一時的にすべて停止したと報じた。 26日の記事は、匿名希望のAppleの請負業者による告発に基づいたもので、取材を受けたAppleはこれを認めた。その上で、請負業者に送る音声データは「Siriがユーザーをよりよく理解できるようにするための作業、“グレーディング”に使われている」と説明した。このグレーディング作業に使われるSiriのデータは1日にアクティベートされるSiriのデータの1%以下で、数秒の長さのものばかりであり、Apple IDと紐付けられていないとも語った。 だが、問題はそこではなく、Appleがユーザー