Texas Instruments(TI)の日本法人である日本テキサス・インスツルメンツは2月10日、同社のアプリケーションプロセッサ「OMAP」ファミリの次世代製品として、スマートフォンおよびタブレットPCを中心とした携帯機器向けモバイル・アプリケーション・プラットフォーム「OMAP 5」を発表した。 同プロセッサは、1コアあたり最大2GHz動作が可能なARMプロセッサコア「ARM Cortex-A15 MPCore」を2コア搭載している。同プロセッサコアは同一クロック周波数の「Cortex-A9」と比較して50%の処理性能の向上を実現しているほか、最大8GBのDMA(Dynamic Memory Access)とハードウェアでの画像表示機能をサポートしている。 「OMAP 5430」のブロック図 「OMAP 5432」のブロック図 また、ビデオ、イメージングおよびビジョン、DSP、3D