株価が割高か割安かを判定する指標の一つに「PER」があります。最も代表的な株価指標の一つです。 PERの意味、使い方、留意点についてまとめます。 PERとはPERとは、株価が1株あたり純利益(EPS)の何倍であるかを示す指標です。「株価収益率」とも呼ばれてます。 PERは、「PER = 株価 ÷ 1株当たり純利益(EPS)」で計算されます。例えば、株価750円、当期の予想1株当たり当期純利益が50円のA社であれば、PERは 750円÷50円で15倍となります。 実績の利益を使う場合は実績PER、予想の利益を使う場合は予想PERとなります。通常は予想を使用します。 PERが低い程に株価が割安で、逆に高ければ高い程に株価は割高とされます。日経平均などの株価指数のPERは14倍~18倍程度で推移する時期が多いです。 企業は利益を上げると配当するか内部留保にまわします。内部留保の分は純資産が増加す