2007年11月23日、バングラデシュ南部湾岸沿いバルグナ(Barguna)地方Amtola村の自宅で、被災した脱穀機を調べるBilkis Begumさん。(c)AFP/Farjana KHAN GODHULY 【11月24日 AFP】15日にバングラデシュを襲った大型サイクロン「シドル(Sidr)」で、2006年にノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行(Grameen Bank)の融資を受けて事業を行っていた人々が破産の危機に直面している。 ■20年間の勤労の成果が水の泡に 首都ダッカ(Dhaka)の南200キロ、ベンガル湾に面したバルグナ(Barguna)地方Amtola村に住むBilkis Begumさん(40)は1985年、自分の村でグラミン銀行の融資が受けられるようになってすぐに申し込んだ。融資で小さな店を始め、脱穀機とキンマ農園を購入。持ち前の商才に加え、一生懸命に働いたおかげで
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