【ワシントン=鎌塚由美】国連安保理は十七日、地球温暖化問題を安全保障の観点から議論するため、初めて温暖化問題で公開協議を行いました。 討論には五十カ国以上が参加。各国代表は、六日に発表された「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)報告が地球温暖化の影響が予想以上に早く広範囲に及ぶとした警告の内容にも触れながら、取り組みの緊急性を強調しました。ただ、紛争予防としてこの問題を安保理でとりくむかどうかについては各国の意見は分かれました。 潘基文国連事務総長は、温暖化対策には「長期的な地球規模の対応」が必要だと強調。市民社会や企業の関与とともに、安保理が「起こりうる紛争の根本原因に対処するため他の政府間機構とともに果たすべき役割がある」と指摘しました。 温暖化の影響が顕著な島しょ国やアフリカ諸国は、その実態に触れ、早急な対応を求めました。太平洋の島しょ国を代表して発言したパプアニューギニアのア
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く