【ニューデリー=田北真樹子】ネパール国境に隣接するインド北部ウッタルプラデシュ州で逮捕された中国人男女3人について、同州警察幹部は21日までに産経新聞の取材に、「彼らはネパール側で電話電波塔を設置していたと話している」と語った。中国政府は3人を「観光客」と説明している。所持していたカメラからは国境地帯の写真が見つかるなど、一部ではスパイ疑惑も持ち上がり憶測を呼んでいる。 3人は17日夜、ネパールからインド側にパスポートや査証などを携行せずに進入したとして旅券法などで逮捕された。同州警察幹部によると、男性2人は中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)のプロジェクト主任と技術者、女性は男性の友人。同社製造の通信設備・機器をめぐってはインド政府が安全保障上の懸念があるとして警戒を強めたこともある。 PTI通信によると、3人が所有していたカメラからは、インド国境警察の駐留施設やインド側国境を撮
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く