見たくて見たわけではないが、台風20号の豪雨の中、ふと入ったシネカノン有楽町1丁目で見終え、初日チェックのぴあの調査員に100点満点の映画だと答えた。珍しいデンマーク映画で、それも名も知らない女流監督、スサンネ・ピアの巧みな演出により、インドで孤児の慈善活動をする男のドラマにあっという間に引き込まれた。 インドで孤児院を営むヤコブ(マッツ・ミケルセン)は、ストリート・チルドレンに食べ物を配り、孤児院に戻れば子供たちの世話に没頭する真剣な慈善事業家だ。ヤコブのもとへ、故郷デンマークから巨額な資金のオファーがある。1ドルあれば10人分のワクチンが手に入る。喉から手が出るほど資金が必要なヤコブに、直接会って契約を結びたいという条件。久しぶりにコペンハーゲンに戻ったヤコブは、身分違いの豪華ホテルのスィートルームに通される。 そして翌日会った実業家ヨルゲン(ロルフ・ラッセゴード)は、インドの実情を訴
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