原爆絵本をバングラデシュに、作業着々 2006年12月31日12時00分 / 提供:PJ 写真拡大 着々と翻訳絵本の作業をすすめるBONDHUのメンバーたち。27日、広島市で。(撮影:山本宏樹) 【PJ 2006年12月31日】− 広島の若者たちが、バングラデシュに61年前の惨劇を伝えようと原爆絵本を贈る活動をしている。今月27日、バングラデシュの学校教育を支援しているボランティア団体BONDHU(ボンドゥ=友だちの意)のメンバーたち約10人は、広島原爆の恐ろしさをバングラデシュの若者にも伝えようとベンガル語に翻訳した原爆絵本8冊を完成させた。 絵本は1945年8月6日、当時2歳で被爆、その後白血病で亡くなった佐々木禎子さんの物語。今までも、他NGOなどと協力し、原爆絵本が現地に届けられている。また、原爆絵本だけでなく、日本文化を知ってもらおうと、様々な絵本を翻訳し、現地に贈っている。