先日、カナダのトロントの王立オンタリオ博物館にてシロナガスクジラの巨大な心臓の標本が展示された。しかもこれは模型ではなく、実物に特別な加工が施されたものだというから驚きだ。 この心臓はおよそ3年前、カナダの川岸に上がったクジラの遺体のものなのだが、非常に状態が良かったため、組織をまるごと合成樹脂に置き換える特殊技術、プラスティネーションによって標本化されたのだ。 希少なクジラの心臓をどうにかしてきれいな形のまま保存したい。そんなカナダの科学者たちの努力が実り、見事な標本ができあがるまでの行程が公開されていた。
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