29日夜、神奈川県伊勢原市で、路上で倒れていた男性を搬送するために現場にかけつけた救急車が誤って男性をひいて、男性は足の骨を折る大けがをしました。 救急車が現場に駆けつけると男性は道路の中央付近に倒れていて、救助するためにすぐ横をすり抜けて前に出ようとしたときに突然、男性が寝返りを打ち、左足をひいてしまったということです。 けがをしたのは伊勢原市の42歳の男性で、足の骨を折る大けがをして、およそ1時間後に別の救急車で病院に搬送され手当てを受けたということです。 消防は、男性の手前で救急車を止めて状況を確認したうえで作業を始めるべきだったとして、30日、男性に謝罪したということです。 伊勢原市消防本部の吉川敏勝消防長は「今後はこのようなことを起こさないために、安全管理を十分行うよう職員に指導する」とするコメントを出しました。