教科書 脱ゆとりでページ増に 3月30日 16時1分 来年春から中学校で使われる教科書の検定が行われました。学ぶ内容が増えた「脱ゆとり」の学習指導要領に合わせて、新しい教科書は現在より平均で25%、ページ数が増えることになりました。 今回の検定では、来年春から中学校で使われるすべての教科と、高校の一部の教科の教科書、合わせて224冊が申請され、不合格になったものなど6冊を除く218冊が、検定意見に基づく修正を経て合格しました。このうち、中学校では、教科書を作る際の基準となる学習指導要領が、学ぶ内容を増やす「脱ゆとり」色を鮮明にしたことに合わせて、すべての教科の平均で25%、ページ数が増えました。中でも、理科では3年生の教科書でいったん削除されていた「イオン」が復活したほか、「DNA」や「地球温暖化」が初めて盛り込まれ、ページ数は教科の中で最も多い45%増えました。また、数学は1年生の教科書