SEBASTIAN X 永原真夏と行く 『高嶺格:とおくてよくみえない』展 80年代から90年代にかけて日本のみならず世界中のダンス/パフォーマンスシーンに多大な影響を与えた集団「ダムタイプ」。その活動にも参加した現代美術家・高嶺格による展示『高嶺格:とおくてよくみえない』が、横浜美術館で1月21日から3月20日まで開催されています。時に「難解」と形容されがちな現代美術の展覧会を一緒に巡るのは、メキメキと実力をつけている注目のバンドSEBASTIAN Xのヴォーカル・永原真夏さん。お父さんが高嶺さんの出身校、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー (IAMAS)で教えていらっしゃったという永原さんの感性と知性で、注目の展示をご紹介いただきます。 テキスト:萩原雄太 撮影:菱沼勇夫 高嶺格 1968年鹿児島県生まれ、滋賀県在住。美術家、演出家。京都市立芸術大学工芸科漆工専攻を卒業後、岐阜県立国際