ガミガミ怒るほど「メシが食えない子」に 勉強もスポーツもいまひとつパッとしない。そんなわが子の現状に思い悩む親は少なくありません。でも考えてみれば、優秀な成果を残す子のほうが少数派であり、ほとんどが「その他大勢」です。 子どもが小学生であれば、親はことさら焦る必要はありません。大事なことは、目先の勉強や習い事で目立つことよりも、将来的にしっかりと「メシを食っていける大人になること」のはずです。 今はまだ凡庸でも、親はおおらかな気持ちで、まずは子どもの存在を100%受け止め、認めてやる。その安心感が飛躍の土台になります。 ところが、昨今増えている「心配性の母」は成長を待てません。完璧主義で頑張り屋なタイプの母親ほど世話焼きで(図参照)、ウチの子は大丈夫か、なぜ何をやってもダメなのかと勝手に心配と苛立ちを増幅させ、おおらかさを失ってしまいます。 とりわけ男の子の場合、時にヤンチャな言動をしがち
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