「ごみ箱を空にする」などの操作で「ファイルを完全に削除」しても、ファイル自体が削除されるわけではない。簡単にいうと「このファイルは削除された」と記録されるだけで、ファイル本体はハードディスク上に残っている。だからこそファイル復元ソフトというものが存在するわけで、完全にファイルを消すためには、別のデータを上書きする必要がある。その処理をしてくれるのが「ProDeleter」だ。完全に消してしまいたいファイルを、デスクトップアイコンにドラッグ&ドロップするだけでよいという簡単な操作が特徴。機能は十分で、5種類の消去方法とファイル情報の痕跡を消す機能を備える。消去方法や消去するファイル情報はユーザが指定することができるが、初期設定のまま使えるし、むしろ初期状態ですでに使うべき設定になっている。 ソフトの性格上、頻繁に使うものではないかもしれないが、その役割は非常に重要。パソコンやハードディスクを