先日、ある掲示板での質問に答え、twitterにも流したことですが…… IllustratorやInDesign、さらにPhoshopの文字パネルのカーニング欄の選択肢にある「オプティカル」は、フォント内部の情報に依存せずアプリケーションが隣合った文字の形状を考えてカーニング量を判断します。 OTF以外のフォントやOTFでも(ペア)カーニングの設定されていないフォントにも有効であることから何かと重宝する機能ではありますが…… ※縦組みには無効です その値は以前の記事「オプティカルカーニングのツメ量と文字サイズ」で記している通り、文字サイズによって異なり、文字サイズが大きくなるほどカーニング量も大きくなる傾向にあります*1。 件の掲示板での質問は、その影響を受けた文字組みについての疑問だったのですが、ここにも判りやすく記しておきます。 まず、以下のような元とする文字組みをカーニングの設定を変
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