インターネット配信を中心とした奇天烈なパフォーマンスと、聴き手の心をことごとく鷲掴みにする繊細なロック・サウンド。その2つの武器を手に、ヴァーチャル~リアル世界の双方で話題を撒き散らしてきた4人組がファースト・ミニ・アルバム『友だちを殺してまで。』を完成させた。の子(ギター/ヴォーカル)不在のなかで行われた今回の取材だが、その中心人物を間近で、かつ客観的に見る3人の言葉によって、神聖かまってちゃんというバンドの実体に迫る。 全部、の子のフィーリングです ――ちばぎんさん、monoさん、の子さんは幼馴染みなんですよね。3人とも幼稚園から? ちばぎん(ベース/コーラス)「そうですね。幼稚園の頃は僕との子が同じ組で、結構仲が良くて。でも、の子は小学校に上がる時に転校してしまって、連絡が取れなくなってしまったんですよ」 mono(キーボード)「俺は幼稚園の頃、2人と接点はないんですよ。ちばぎんと家