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幾何公差と図面に関するchess-newsのブックマーク (3)

  • 幾何公差とは

    寸法を制御するものが 「寸法公差」 であるのに対して、 形状を制御するものを 「幾何公差」 といいます。 例えば下図のように 「円の寸法公差」 のみ規定した場合、公差の範囲でゆがんでいたり、中心がずれていたりしても寸法公差の基準は満たしています。「まんまるさ」である真円を守らせるためには幾何公差で「真円度」を規定する必要あります。(中心のずれには「同心度」や「同軸度」を規定) 幾何公差の「幾何」は英語で「ジオメトリー」のことであり、三角形・方形・菱形・多角形・円形などの図形や空間の性質のことです。 幾何公差には 「単独形体」 と 「関連形体」 の大きく2つに分類されます。 単独形体は先ほどの真円度のように その形状自体に指定できるもの です。 関連形体は平行度や直角度のように 相手との関係を指定するもの です。 機械部品は加工機などにより製作されます。製作する過程において様々な誤差が発生し

  • JISが警鐘を鳴らす「図面鎖国」の危機 | 日経 xTECH(クロステック)

    2016年3月、日工業規格(JIS)の改正により、図面には「幾何公差」が必須となった。形体同士の位置に関する指示に関しては、寸法公差を適用せずに「幾何公差を用いることとする」と明解に規定されたからだ。ところが、現状では対応できていない日企業が多いという。「技術者塾」において講座「JIS改訂で対応急務 図面コンサルでマスターする『幾何公差』の神髄」の講師を務めるプラーナーシニアコンサルタントの木下悟志氏が、JIS改正の意味と幾何公差の使い方のポイントを解説する。(近岡 裕) 工業製品の流通のグローバル化に伴い、部品や材料の海外調達が加速している。一方で、「あうんの呼吸」が通じる企業系列(系列)の見直しは珍しくない。こうした背景から、世界で通用する図面への対応が日企業に対して叫ばれてきた。しかし、現実は相変わらず従来方式の図面が流通しており、グローバル図面に向けた対応はなかなか進んでいな

    JISが警鐘を鳴らす「図面鎖国」の危機 | 日経 xTECH(クロステック)
  • 幾何公差の基準「データム」を理解しよう

    データムとは 「データム」とは、「形体の姿勢偏差、位置偏差、振れなどを決めるために設定した理論的に正確な幾何学的基準」と定義します。つまり、加工や寸法測定をする際に「この面または線を基準に加工・測定しなさい」という基準を表します。 「設計」「加工」「計測」の共通の情報が「図面」です。この3者についての作業性および機能を考慮した共通基準として満足できる部分をデータムとして設定することが理想的です。そして、図面の中でデータムは基準を表すための記号として用いられます。

    幾何公差の基準「データム」を理解しよう
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