日本郵便 豪大手物流買収の背景 2月20日 19時05分 「郵便局が企業買収!?」 日本国内の郵便サービスを担う日本郵便が、海外企業の買収に乗り出すことに違和感を感じた方も少なくないかもしれません。6200億円もの資金を投じ、オーストラリア最大手の物流企業を買収するというのですからなおさらです。その背景とねらいについて経済部の関隆太記者が解説します。 巨額買収で世界5位に 「日本だけに閉じこもって成り立つ時代は終わり、これからがグローバル企業としての第一歩だ」 第一線の民間の経営者が世界戦略を打ち出すときの決まり文句に聞こえることばです。しかし、このことばを発した主は日本郵政の西室泰三社長でした。 オーストラリアの物流最大手「トール・ホールディングス」の株式すべてを約6200億円で買収することで合意したと発表したのです。 会見の中で、西室社長は国内中心の事業から、海外事業に大きくか
![NHK NEWS WEB 日本郵便 豪大手物流買収の背景](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b7e722cc6d6208135f92fa480256ab69c16ea21a/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fbusiness_tokushu%2Fstill%2Fbiz_0220_02_kaicho.jpg)