スマートフォン向けアプリによるユーザーの個人情報収集の実態が、Wall Street Journalの調べで明らかになった。同紙によると、iPhoneやAndroid向けの複数のアプリが、利用者の氏名、所在地、電話番号、さらには端末固有のIDなどの情報を、利用者の同意なく収集し、広告ネットワークの運営者などの第三者に提供していたという。 "Your Apps Are Watching You"という米国時間18日付の記事によると、たとえばショートメッセージの送受信を行うためのiPhoneアプリ「TextPlus 4」では、端末のIDを8つの広告会社に、また利用者の郵便番号と年齢、性別を2つの広告会社に提供していたという。 そのほか、音楽アプリの「Pandora」も、利用者の年齢、性別、所在地情報などを複数の広告会社に提供。ゲームアプリの「Paper Toss」は利用者の端末IDを少なくとも