少し前の話になるが、スパ・フランコルシャン・サーキットで行なわれた2020年F1世界選手権第7戦ベルギーGPの決勝レースでは、珍しいシーンがテレビで中継された。10周目、A・ジョビナッツィ(アルファロメオ)が単独クラッシュを起こした。ジョビナッツィのマシンから外れたタイヤを避けきれず、G・ラッセル(ウイリアムズ)もクラッシュ。2台のマシンとコース上に散らばった破片を除去するため、セーフティカーが導入された。 このタイミングを利用してフェラーリのC・ルクレールは他の多くのマシンと一緒にピットに向かった。珍しいシーンが見られたのはピットストップ時である。タイヤを交換するのが通常の手順だが、マシンの左側にいるメカニックが腰を下ろし、細いホースの先を左サイドポンツーンの下部に差し込んでいた。 普段は行なわない追加の作業によって通常のピットストップより時間を費やしたため、ルクレールはピットストップ前
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