音楽愛好家たちの「スポティファイ」離れが止まらない。 パン屋で働いていたメグ・レセムは、朝のサウンドトラックを選ぼうとスポティファイを開いた。プレイリストを延々とスクロールしたが、そのときの気分にぴったりくるものが見つからなかった。それで彼女は、自分がいかに生活のなかで音楽を「使って」いるかということに気がついたと、英紙「ガーディアン」に話す。 【画像】一世を風靡したアイポッド 「音楽そのものを体験しているのではなく、音楽がツールになっていることが自分には向いていないと思ったんです」 そこで彼女は、スポティファイとアップルミュージックを解約した。 レセムのように、無限の選択肢があるにもかかわらず自分が実際には「何も聴いていなかった」ということに気がつき、ストリーミングから離れていく音楽愛好家は近年ますます増えているという。 音楽家のジャレド・サミュエル・エリオセフは、2年前からスポティファ
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