窪田製薬ホールディングスは12月17日、近視を抑制、治療する眼鏡型デバイス「クボタメガネ」のプロトタイプを、子会社の米クボタビジョンが完成させたと発表した。 【画像】卓上デバイス、装着型デバイス 人工的な光を当てて網膜を刺激し、近視の治療を行うためのデバイス。近視の多くは眼軸長(角膜から網膜までの長さ)が伸び、眼球の中で焦点が網膜より手前になることで起きる。眼軸長は年齢とともに伸びるか成長が止まるが、クボタメガネでは独自の技術で眼軸長の短縮に成功したとしている。 これまで5月に卓上デバイス、8月に頭にかぶるタイプのデバイスを開発して臨床試験を続けてきたが、今回、眼鏡型デバイスのプロトタイプが完成した。 今後は網膜に光を当てる時間を調整し、クボタメガネが眼軸長に与える影響を検証する。同時に製品のデザインを改良し、医療機器としての製造販売認証を申請するための臨床試験などを行うという。
ヒトの生命活動に関わる主なたんぱく質のほぼすべてとされる2万4000種類余りを、人工的に合成することに愛媛大学が世界に先駆けて成功し、新たな薬の開発などに役立つと期待されています。 愛媛大学の「プロテオサイエンスセンター」では、小麦の胚芽と呼ばれる部分から作った特殊な反応液を使って、ヒトの遺伝子からたんぱく質を人工的に合成する研究を進めてきました。 その結果、ヒトの体内にある主なたんぱく質のほぼすべてとされる2万4000種類余りを合成することに成功したということです。 センターによりますと、ヒトのたんぱく質を網羅的に合成したのは世界で初めてだということです。 たんぱく質は異常があると病気の原因になる一方で、さまざまな薬のターゲットとして注目されていて、センターは、合成したたんぱく質を使ったがん医療の研究や薬の副作用の原因を探る研究などを、ほかの研究機関や製薬会社などと連携して始めているとい
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