東京都は7日、今年5月に小笠原諸島の媒島(なこうどじま)で見つかった、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のアホウドリと推定されるヒナについて、羽毛などのDNAを分析した結果、アホウドリの可能性が極めて高いと発表した。 都によると、共同研究している北海道大総合博物館が、ヒナの羽毛と、ヒナの近くに落ちていた成鳥の羽毛を分析して判明した。成鳥はヒナの親である可能性が高いという。 小笠原諸島は戦前までアホウドリ数万羽が生息する繁殖地だったが、羽毛の乱獲でこの地域では絶滅していた。都とNPO法人「小笠原自然文化研究所」は、アホウドリの繁殖シーズンである秋に媒島で観察し、実態を調べる。【川口裕之】
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