千葉県東金市で起きた成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(当時5歳)の死体遺棄事件は発生から約2カ月半で、現場近くのマンションに住む男が逮捕された。無職の勝木諒容疑者(21)は事件前日、3年間勤めた会社を辞め、事件後に若い女性をつけ回す不審な行動もとっていた。事件は全容解明に向けて急展開したが、遺族は「生きた幸満を返して」と語り、悲しみが癒やされることはない。 捜査本部によると、勝木容疑者は、逮捕の瞬間「うん」とうなずいた。その後の調べで、遺棄を認め「(幸満ちゃんが)ぐったりしていて怖かった」と説明した。また、勝木容疑者の部屋には、女児向けアニメのポスターが壁に張られ、本棚にも「プリキュア」シリーズなどの少女漫画が並んでおり、部屋一面が漫画に囲まれた状態だった。 勝木容疑者が「仕事がいやになった、もう行かない」と3年間勤めた会社を辞めたのは事件前日の9月20日。事件後には、報道各社の取材に何度も応じ
光市母子殺害事件は少年の性の問題ではないか 光市母子殺害事件の裁判当日(4月22日)の朝、私は広島高裁の近くを通った。 朝9時前から、空には私の見た限り5機のヘリコプターが飛んでいた。広島高裁と被告の元少年がいた広島拘置所は距離が近いので、ヘリコプターは同じ場所を何度も旋回しており、騒音はすさまじかった。1時間以上もそんなに空から撮影する必要があったのだろうか? 各メディアでは、傍聴席を求める人の数が4000人近くに達したことをもとに、この事件の重大性を物語っているかのように伝えていた。だが、傍聴席を求める人のほとんどがメディアが集めたアルバイトとお祭り騒ぎに集まった野次馬だ。私も、この事件にはまったく興味がなかったが、並ぼうかと思ったくらいだ。集まった人数が多いからといって、事件の重大性とはまったく関係ない。 この事件の何をそんなに騒いでるのか。とりあえず、新聞やインターネットで調べた。
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