上関原発の海の埋立工事を巡る反対派の行動に対し中国電力は妨害行為をやめるよう求める仮処分を山口地裁岩国支部に申し立てしていたことが分かりました。上関原発建設で先月10日、中国電力は海の埋め立て工事に着手するため予定地周辺の海域にブイを設置しようとしていました。しかし建設に反対する祝島の住民らがブイのあるふ頭を封鎖したためにらみあいが続き約1カ月にわたって作業できない状況が続いていました。中国電力は今月7日に別の場所から2基のブイを搬入し現場海域に設置しています。中国電力では反対派のこれまでの妨害が今後も行われる恐れがあるとして原発に反対する祝島島民の会や39人の反対派を相手取り妨害行為をやめるよう求める仮処分を9日付けで山口地裁岩国支部に申し立てしました。中国電力は引き続き理解を得るための努力は続けていくが短期間の話し合いによる解決は難しく今後の作業を円滑に進めるためやむなく法的措置をとっ
命による償いは、社会に何をもたらしているのか。これからも必要なのか。連載の締めくくりとなる第4部では、海外の実情も報告しながら、死刑の意味を考えたい。 ◆「誰でも良かった」に不安感、国内外から署名続々◆ 大きな青い仕分け用の箱から、封書の山があふれていた。2007年10月1日、名古屋市千種区にある千種郵便局。「愛知・闇サイト殺人事件」で一人娘を失った磯谷(いそがい)富美子さん(57)は、この日届いた約3万5000人分の署名を受け取った。逮捕された男3人の死刑を求める署名だった。 同年8月24日夜、娘の利恵(りえ)さん(当時31歳)は帰宅途中に車で連れ去られ、ハンマーで殴打されたうえに首をロープで絞められ亡くなった。3人の男はインターネットの闇サイトで知り合い、金目当てで、偶然通りかかった利恵さんを襲った。 「命を奪ったのだから、命で償ってもらいたい」。磯谷さんは9月下旬、ホームページ上で死
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