名古屋工業大学の開発した『MMDAgent』が最新デジタル製品の展示会『CEATEC JAPAN 2010』に展示され、話題だ。『MMMDAgent』は3Dのキャラクターとおしゃべりすることができるソフトだ。こちらが話しかけると、初音ミクなどのキャラクターがアニメーションつきで返答してくれる。例えば「明日の天気は?」と聞けば「名古屋の天気は晴れです」と答えたり、「歌ってよ」といえばその歌声を披露してくれる。巨大なディスプレイに表示すれば、まるで2次元がこちらにきてくれたような感覚が味わえる。 このソフトの画期的な点は、簡単な記述で誰でもシナリオが書けることだ。たとえば「そんな装備で大丈夫か?」という声が聞こえたら「大丈夫だ、問題ない」と動作をつけながら返答する…というプログラムがたったの2行で書けてしまう。しかも動作させるキャラクターは簡単に入れ替え可能。キャラクターの3Dモデルとして普及