黒澤明監督 幻の映画シナリオ 10月28日 5時11分 ことし生誕100年を迎えた、日本映画の巨匠、黒澤明監督が、およそ60年前に企画して実現しなかった「幻の映画」のシナリオが見つかりました。当時としては、世界に例を見ない「海洋アクション映画」といえる内容で、未知の分野に挑んだ黒澤監督の意欲がうかがえます。 見つかったシナリオは、「棺桶丸(かんおけまる)の人々」という題名です。黒澤監督の代表的な作品を手がけた脚本家の橋本忍さんが、監督の構想を基に昭和26年に書いたもので、ことし、東京大学の研究者が、兵庫県市川町にある橋本忍記念館の収集資料から見つけました。ストーリーは、老朽化した貨物船の船長が、悪天候の中で乗組員に的確な指示を出し、航海を無事に乗り切る姿を描いたもので、当時としては世界に例を見ない「海洋アクション映画」といえる内容です。「世界のクロサワ」と呼ばれ、平成10年に亡くなった黒澤
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