蔵王の樹氷 見られなくなるか 11月9日 6時59分 山形県と宮城県にまたがる蔵王連峰で見られる樹氷は、温暖化の影響で年々観測される標高が上がっていて、今のペースで温暖化が進むと40年以内に見られなくなる可能性があることが、山形大学の研究グループの調査でわかりました。 山形大学理学部の柳澤文孝教授の研究グループは、大正から昭和にかけて出版された文献や写真などを基に、蔵王連峰の樹氷について調査しました。それによりますと、樹氷は、70年前の昭和10年代には標高1400メートル付近で観測されていましたが、年々、標高が上がり、現在は標高1600メートル付近まで上がっています。また、樹氷が観測できる期間も当時より2か月以上短くなっているということです。柳澤教授は、山頂付近の気温はこの70年間で3度近く上昇したと推定していて、今のペースで温暖化が進むと、蔵王連峰の樹氷は40年以内に見られなくなる可能性
2050年まで 大型魚ほぼ全滅か 10月21日 4時6分 乱獲や海水の汚染などの影響で、2050年までに世界じゅうのほぼすべての海域で漁獲量が減少し、特にマグロなどの大型魚はほぼ全滅すると予測した報告書を、UNEP=国連環境計画が発表しました。 この報告書は、名古屋で開かれている国連の会議、COP10に合わせて、UNEPが世界の海の生物多様性についてまとめたものです。それによりますと、40年後の2050年までに、世界じゅうのほぼすべての海域で漁獲量が減少し、特にマグロなどの大型魚はほぼ全滅して、漁業の中心は体長が20センチ程度の小型の魚になると予測しています。その原因として、UNEPは、魚の乱獲や気候変動による海面温度の上昇、それに陸地からの排水などによる海水の汚染をあげています。UNEPの事務局では「海の環境がこのままのペースで悪化すると、漁業や観光などの分野が数兆ドルの規模で悪影響を受
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