江戸時代から明治時代にかけて、19世紀の日本人国内において目撃談や証言を元に描いた「人魚予想図」の数々。中には著名な博物学研究家のものもあったりなんかして、なかなか興味深いものがあるんだ。どれもこれもホラーテイストなので、遭遇した人は人魚と友好関係を築くことはできなかったのかもしれないと勝手に予測してみたいんだ。 19th-century mermaid illustrations ::: Pink Tentacle 江戸時代後半に長崎の出島に来ていたオランダ人貿易商ブロンホフが、人魚のミイラを元に描いた人魚図 江戸時代後期の有名な博物家、毛利梅園が描いた人魚図 1805年に何者かによって描かれた、体長10.6メートルの人魚 現代の日本の植物学の父と言われる伊藤圭介によって描かれた人魚予想図
九相詩絵巻 死体と向き合って生きてきた解剖学者の養老孟司(ようろう・たけし)さんが鎌倉時代の「九相詩絵巻」を紹介している。この絵巻には女性の死体が風化していく順に九相が描かれている。 一番上は生きていたときの女性の絵 二番目は死んだ直後、洗い清める湯灌をした後、生前身に着けていた着物をかぶせた絵 その後、死体が膨張し、腐敗し、鳥獣がついばみ、ついには白骨になる絵が描かれている。 養老さんは、中世の人たちが、日常生活で死体の九相をしっかり見る生活をしており、このリアルさが失われたのが江戸時代であると言っている。 現代人も、人間の死について目をそらさずに考えることによって、もっと大きな視野で生きていけるのではないでしょうか。 猛獣・猛禽の群れが集い、死体は噛み裂かれて食い荒らされる。 食い終わると、いっそう汚くくずれ果て、ただれるにまかせてしまうから、 幾千幾万と数知れぬ蛆(うじ)がその臭気を
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