SFに関するchitosebashiのブックマーク (2)

  • 人類の生存圏を脅かす"新しい時空との対決"を描くイーガン最新刊──『シルトの梯子』 - 基本読書

    シルトの梯子 (ハヤカワ文庫SF) 作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/12/19メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見るイーガンの新刊、文庫である。ただし原書の刊行は2002年。それはつまり15年間時をあけての邦訳刊行になるわけだ。無名の作家ならともかく、あのイーガンがここまで翻訳されていないということは、それはつまり単純につまらないからなのではないか?? と疑っていたのだけれども、読んでみたらこれが抜群におもしろい書の刊行は時期的にいえば『ディアスポラ』のあと、『白熱光』のまえといったタイミングで、イーガンが異なる物理法則に支配された新宇宙の創造、ハードな世界構築の方へと傾倒していく序章のような立ち位置につけている。データ化された人間たち、死の概念の変化とアイデンティティの同一性への不安、どこまでもハー

    人類の生存圏を脅かす"新しい時空との対決"を描くイーガン最新刊──『シルトの梯子』 - 基本読書
  • 小説稼業1年目終了 - 1400字制限

    去年のクリスマスにデビュー作『横浜SF』が発売されたので、これで小説稼業1周年という事になる。単行は3冊、小説雑誌の寄稿がいくつか。 小説家というのは5年続けば一人前らしいので、とりあえず0.2人前と言っていいだろう。重量でいうと足先から太もものあたりまでだ。「下半身だけは一人前の小説家」という言い方もできる。 1年続けて思ったことをメモ程度に書く。 ■小説家は当たれば儲かる。 当たり前じゃねーかと思うかもしれないが、大学の研究職は当たっても儲からない。企業研究者ですら当たっても儲からないので中村修二が裁判をした事は有名。その点、小説家は当たったぶんだけダイレクトに儲かるので話が早い。 1年間の小説稼業で得た金額は研究職の年収よりもだいぶ多い。だいぶは2倍から10倍の間を指すと思ってほしい。つまり唐突に大学を追い出されても数年は何とかなる。今にも任期が切れそうな研究員としてはたいへんあ

    小説稼業1年目終了 - 1400字制限
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