多くのAndroidスマートフォンは、充電をPC接続と兼用するマイクロUSB端子から行います。USBでは、ホスト側が5ボルトの電源をデバイス側に供給できるようになっています。この仕組みを使って、USB側から電力を供給してもらうようになっているのですが、実はスマートフォンは、接続先がPCなのか、ACアダプタなのかを区別しています(写真01)。 Androidスマートフォン用の充電ケーブル 最近では、スマートフォンの充電用に「充電専用」ケーブルが販売されています。100円ショップなどにもあり、かなり安価に入手が可能です。 筆者が100円ショップで入手した「充電専用ケーブル」は、片側がUSBコネクタ、他方がマイクロUSBコネクタになっているものでした。しかし、コネクタを開けてみると、USBの4本の信号線のうち電源のライン2本しか接続されていませんでした(写真02)。