今朝は驚きのあまり記事が小説風になってしまいましたが、どのメディアも買収の事実と買収企業のコメントは報じていても本案件の解説はありません。まさか買収予測記事の翌日にこんな買収案件が発表されるとは思いもよらず。コピペメディア各誌にはない論点で本買収案件を振り返りましょう。 前提条件:高いか安いかは市場が決めることではない まず本買収案件に対する世論の反応として「50億か!」「高いな!」というコメントが多数ありましたが、部外者の価格判断は本当にどうでもいい。未上場企業のM&Aという世界は本誌で示した「国内非ゲーム案件はざっくり20億前後未満」という相場観はあるものの、明確な市場はありません。 よって「高いか安いか」は買い手が決めること。meryはリリース1年半、iemoに至ってはリリース9ヶ月での売却となったわけですが、既存株主に損をさせず、スマホという時流に乗った将来性が高いサービスであると
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