就活生の間で「不採用通知」は、「お祈りメール」「お祈りされた」と呼ばれている。採用面接を受けた会社から送られてくる通知の文末に、 「貴殿の今後のご活躍と発展をお祈り申し上げます」 などと書かれていることから、こう呼ばれているのだ。「誠に遺憾ではありますが、採用を見送らせていただくことになりました」と低姿勢を示しているものの、形式的な慇懃無礼さにイラつく就活生も少なくない。 「慎重に検討しました結果、内定受諾を見合わせ」就活生の中には、数多くの不採用通知を送られたことに苛立ちを募らせたのか、仕返しとばかりに「お祈りメール」の形式を模した内定辞退の通知を送った人もいるようだ。9月14日、ある公認会計士がこんなツイートを投稿している。 「先日、某社の人事の方が『内定辞退をお祈りメールの書式で送ってきたバカ学生がいた』ってエラくお怒りだったんで、やっぱりあのお祈りメールの書式って人を著しく不快にさ