【カイロ=村上大介】イラクの首都バグダッドで1日、買い物客らでにぎわう市場2カ所を狙った爆弾テロがあり、ロイター通信が治安当局者の話として伝えたところによると、少なくとも計72人が死亡、約150人が負傷した。2件とも女性の自爆犯によるものとみられ、AP通信によると、イラク軍高官は、いずれも知的障害を持つ女性の体に巻き付けられた爆弾を遠隔操作で爆破させたとの見方を示した。 最初のテロは同日昼前、バグダッド中心部にあるペット市場で発生。アバーヤと呼ばれる目だけを出して全身を黒い布で覆う衣装をまとい、「鳥を売りたい」と声をかけていた女性が爆発したという。 さらに、その直後にバグダッド南東部のイスラム教シーア派地区にある鳥市場でも、アバーヤに身を包んだ女性が自爆した。 最初のテロで、少なくとも45人が死亡、82人が負傷。2カ所目のテロで27人が死亡、67人が負傷した。 イラクのタラバニ大統領は「国
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