歳を重ねると誰しも次第に体が衰えていきます。好むと好まざるとに関わらず、いずれ年老いていく訳ですが、普段の食生活でその進行は大きく異なるようなのです。 米ボストン大学のとある研究者は、1400人を対象に食事のアンケートを行い、その後に対象の追跡調査を行いました。その結果、ある栄養成分の摂取量が高い人々は、脳が老化する速度が、そうでない人に比べて遅いことが明らかになったそうです。その栄養素は、鶏肉・卵に多く含まれているそうで! この研究は同大学のローダ・オウ博士の研究チームが、1991年から10年をかけて行ったものです。36~83歳の1400人の食生活についてアンケート調査し、ついで記憶と他の認識力についても調査をしました。 そうしたところ栄養素の「コリン」の摂取が多い人は、摂取量の少ない人に比べて明らかに記憶能力が勝っていました。また教育の分野でも2者の間に差があらわれたといいます。 では