ソフトウェアアーキテクトの作業の一つに、システム全体の設計思想や開発方針を記述するアーキテクチャ説明書を作成をする仕事があります。そして、そのような設計書を記述する際に私はアーキテクチャパターンやデザインパターンの用語を利用します。例えば、 システム全体をレイヤーアーキテクチャパターンに従い「プレゼンテーション層」「アプリケーション層」「ドメイン層」「インフラ層」に分割する。 MVCアーキテクチャパターンにより表示ロジックとビジネスロジックを切り離し独立して画面を変更できるようにする。 オブザーバーパターンを使ってイベントを監視する機能を容易に追加できるようにする。 といった具合にです。実際に、パターンの用語を適切に使うことで、どうしてそういう設計をするのかという設計判断を簡潔に記述できますし、関連するパターンに言及することでトレードオフや代替手段についても言及でき、情報量の厚みを増すこと
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