アップルが発表した「iPhone 4S」では、SoftBank版が下り最大14.4Mbps 上り最大5.76Mbps、au版が下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsとなる。 他の写真を見る ソフトバンクの孫正義社長が、Twitterの「これ(通信速度の違いは)本当?」との質問に、「はい。」と回答した。 いうまでもなく、これは両社の通信規格の違いによるもの。ソフトバンクはW-CDMAのHSDPAに対応しており、一方でauはCDMA2000 1x EV-DO Rev.Aとなる。これは異なる通信規格のAT&Tとベライゾンの関係と同様だ。 iPhone 4Sでは、発信と受信に合わせて2つのアンテナを切り替える改良が加えられ、HSDPAの最大データ通信速度は7.2Mbpsを2本束ねた14.4Mbpsの仕様となっている。先日発表されたソフトバンクの3Gの高度化規格「ULTRAPHONE