セブン-イレブンの100円コーヒー、スターバックスの2000円コーヒー、「コーヒー界のアップル」ブルーボトルなど、最近、コーヒー市場をめぐる各企業の競争が加熱している。 『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ! 』の著者である永井孝尚氏によると、「コーヒー業界をめぐり各社が打ち出す商品、ビジネスモデルは、最新ビジネス戦略を学ぶ好材料」だという。そこでコーヒーの裏側にある高度なビジネス戦略について語ってもらった。■ セブンカフェは実は30年選手だった! 【詳細画像または表】 感度が高い友人たちがFacebookやTwitterで、「最近、セブン-イレブンの100円コーヒーがうまい。もしかしたらスタバやタリーズレベルじゃないか? 」と書き始めたのは、2年近く前のこと。2013年初めのころだ。 「『スタバやタリーズのレベル』は、いくらなんでも言いすぎだろう」と思って、自分も飲んでみて驚いた。